目次事例集車で活用する電子/電気回路バッテリー充電器


バッテリー充電器 部品説明



電源トランス (J2405)


AC100VをAC24Vに変換するトランスです。二次側(24V)の電流許容値は500mAのものを使用しています。
充電電流は100mAから200mAを想定しているので、多少余裕をみて500mAタイプにしました。
使用したのは東栄変成器製のJ2405というトランスです。

ダイオード・ブリッジ (S2VB20)


電流容量が2Aのものを使用しましています。使用する電流が最大でも500mAですので、1Aタイプでも問題ありません。
使用したのは新電元製のS2VB20で逆耐電圧(VRRM)が200V、電流容量(IO)が2Aのものです。100V、1Aの物でも問題はありません。

定電圧レギュレータ (LM317)


充電電圧の上限電圧を制御するために使用しています。
この定電圧レギュレータは出力電圧を抵抗で可変にすることができます。
レギュレータの取り付け部は出力端子に接続されています。ですから、ケースに取り付ける際には絶縁用のシートが必要です。

定電圧レギュレータ (7805)


充電電流を制御するために使用しています。
このレギュレータは元々電圧を一定に保つための部品ですが、その特性を利用して電流を一定にする回路として使用しています。
詳しくは回路説明をご覧ください。


可変抵抗器


電圧および電流を設定するために可変抵抗器を使用しています。
電圧制御用の可変抵抗器にはあまり電流が流れないので、通常のものでかまいません。
電流制御用の可変抵抗器には充電電流が流れます。ですから、電力容量の大きな可変抵抗器を使う必要があります。私は2Wタイプを使用しています。


逆流防止ダイオード


出力回路にはバッテリーから電流が逆流しないようにダイオードを付けています。
私は耐電圧100V、電流容量1Aのタイプを使用しています。

電圧計


出力電圧を監視するための電圧計です。
30V用を使用しています。

電流計


出力電流を監視するための電流計です。
500mA用を使用しています。

アルミ電解コンデンサ


交流を整流したときに発生する脈流(リプル)電圧を抑制し、一定の直流電圧にするためにアルミ電解コンデンサを使用しています。
定電圧レギュレータにも脈流抑制機能があるので、あまり大きな容量のコンデンサは必要ありません。また、バッテリーの充電が目的なので、多少脈流があっても問題はありません。
アルミ電解コンデンサの場合、使用できる上限の電圧が決まっています。接続する回路の電圧よりも高い耐電圧のものを使用する必要があります。


抵抗器


抵抗器のなかでもR3には充電電流が流れるため、電力容量の大きな抵抗器を使う必要があります。私は5Wタイプのセメント抵抗器を使用しています。
その他の抵抗器は1/4Wで問題ありません。

配線用端子板およびスタッド


今回の装置では電子部品の数が少ないことと、ケースに直に取り付ける部品が多いので、プリント基板は使用せずに配線用端子を使用して部品を固定する方法を採用しています。


配線用線材


今回の回路ではあまり大きな電流は流れないので許容電流4Aの線材を使用しています。


フューズ


安全のためにフューズを取り付けます。
1Aの容量で十分です。

ツマミ


電圧および電流を調整する可変抵抗器に取り付けるツマミです。
頻繁に調整するわけではないので、使わなくても問題はありません。

ケース


ケースにはリード社製のPS-3を使用しています。アルミ製で幅160mm、奥行き130mm、高さ70mmです。

ケース取り付け金具


私の場合、この充電器を車庫の天井にある鉄の棒に取り付けることにしました。そのため、ケースの上部に取り付け用の金具を設けています。


AC100V用ケーブル


充電器のAC入力コードです。

AC100V用プラグおよびソケット


充電器へのAC入力コードはコネクタを使わずにケースのなかに直接配線してもかまいません。今回は充電器の取り外しを考慮してコネクタを使用しています。


出力用ケーブル


充電器の出力を車のバッテリーに接続するコードです。特殊なコードではありません。使用環境に合わせて選択してください。
ケーブルに付いている緑の針金はケーブルを吊すフックです。

出力用プラグおよびソケット


このコードも充電器に直接配線してもかまいません。

背面パネル


操作部の名称を書いた背面パネルを作成しました。
紙に印刷したパネルを装置に付け、透明なアクリル板で押さえて固定しています。