目次事例集車で活用する電子/電気回路バッテリー充電器


バッテリー充電器 使い方


今回作成したバッテリー充電器は電圧制御と電流制御を行うことができます。
使い方は以下のように設定します。

まず、フル充電のバッテリーを用意します。
これは電圧制御回路の設定を行うためです。フル充電のバッテリーが無い場合には300mAくらいの電流で1日くらい充電します。
バッテリーの状態によってはそれでもフル充電にはならないかもしれません。

充電電流の設定

(1)電流制御用ツマミを最小(左いっぱい)にします。
(2)電圧制御用ツマミを最小(左いっぱい)にします。
(3)充電器の出力を短絡します。
(4) 電流制御用ツマミを右に回し、電流が200mAから300mAに設定します。
500mAの設定でも問題は無いと思いますが、バッテリーを長時間充電するために少ない電流にしています。
(5)充電器をバッテリーに接続します。

過充電防止電圧の設定

(1) 電圧制御用ツマミを右に回し、充電電流を100mAくらいに設定します。
最近の車は使用していない状態でも電流を消費しているので、その分を残します。



車側の充電回路

今回の充電器で車のバッテリーと充電する際にいちいち車のボンネットを開けて接続するのは面倒です。
そこで、私は車側に簡単な充電器接続回路を設けました。

私はこのコネクタを運転席側のフロントガラスの枠に取り付けました。


私はバッテリーの専門家ではないので、どのくらいの充電電流が適切で、今回の過充電防止回路が有効であるのか分かりません。
今後、使用してみて参考になることがあれば、追記します。