目次PIC入門


PIC16シリーズの命令仕様 (1)



命令一覧

ADDLWリテラルデータ と Wレジスタ との加算
書式[label]ADDLWk( label は省略可 はスペースを示す )
オペランドk:リテラルデータ ( 00(00h) 〜 255(FFh) )
実行内容 リテラルデータとWレジスタの内容の加算を実行する。

( 例 )
影響フラグ 8ビットがオーバーフローした場合、Cフラッグに 1 を設定
下位4ビットがオーバーフローした場合、DCフラッグに 1 を設定
結果が 0 の場合、Zフラッグに 1 を設定
上記以外の場合、C、DC、Zに 0 を設定
命令実行
サイクル
1サイクル


ADDWFf レジスタ と W レジスタ との加算
書式[label]ADDWFf, d( label は省略可 はスペースを示す )
オペランド f:ファイル・レジスタのアドレス ( 00(00h) 〜 127(7Fh) )
d:結果格納先 ( 0 または 1 )
実行内容 f レジスタと Wレジスタの内容の加算を実行する。
d = 0 なら結果をWレジスタに上書きする。
d = 1 なら結果を f レジスタに上書きする。
( 例 )
影響フラグ 8ビットがオーバーフローした場合、Cフラッグに 1 を設定
下位4ビットがオーバーフローした場合、DCフラッグに 1 を設定
結果が 0 の場合、Zフラッグに 1 を設定
上記以外の場合、C、DC、Zに 0 を設定
命令実行
サイクル
1サイクル


ANDLWリテラルデータ と Wレジスタ との論理AND演算
書式[label]ADDLWk( label は省略可 はスペースを示す )
オペランドk:リテラルデータ ( 00(00h) 〜 255(FFh) )
実行内容 リテラルデータとWレジスタの内容の論理AND演算を実行する。

( 例 )
影響フラグ 演算結果が 0 の場合、Zフラッグに 1 を設定
演算結果が 0 でない場合、Zフラッグに 0 を設定
命令実行
サイクル
1サイクル


ANDWFf レジスタ と W レジスタ との論理AND演算
書式[label]ANDWFf, d( label は省略可 はスペースを示す )
オペランド f:ファイル・レジスタのアドレス ( 00(00h) 〜 127(7Fh) )
d:結果格納先 ( 0 または 1 )
実行内容 f レジスタと Wレジスタの内容の論理AND演算を実行する。
d = 0 なら結果をWレジスタに上書きする。
d = 1 なら結果を f レジスタに上書きする。
( 例 )
影響フラグ 演算結果が 0 の場合、Zフラッグに 1 を設定
演算結果が 0 でない場合、Zフラッグに 0 を設定
命令実行
サイクル
1サイクル


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