目次オリジナル・プリント基板両面プリント基板





私はプリント基板のマスクパターンを作成するために「Visio」と言うソフトウェアを使用しています。別にVisioでなくてもよいのですが、電気関係の回路図シンボルがあったので使い初めました。
VisioについてはVisio社のホームページを参照して下さい。

Visioを使用したマスクパターン作成については「Visioによるマスクパターンの作成」を見て下さい。

 一枚の図面に表と裏のパターンを描く
    片面プリント基板用マスクパターンを作成するときと変わらないのですが、片面の場合と異なるところは配線側のパターンと部品側のパターンを色分けして作成することです。
    表の配線と裏の配線の接続ポイントも一枚の図面に描かないと分かりません。



左の図で黒が配線側のパターン、赤が部品側のパターンとしています。
このパターンはスルーホールを使用することを想定して作成しています。

赤い丸(ランド)部分にスルーホールを使用しています。




スルーホールは配線側のパターンと部品側のパターンを接続する部分にパイプ状のものを通して接続する方法です。
ですから、部品のリード線をハンダ付けする場所で表裏のパターンを接続することができます。
スルーホールを使用しない場合、線材を使用して表裏のパターンを接続することはできますが、部品のリード線を付けるところとは別のところで行う必要があります。
または、部品のリード線で表と裏のパターンを接続する場合は配線面のハンダ付けだけでなく、部品面でのハンダ付けも必要になります。




 パターン図の分離


配線面パターン


一枚の図面に描いたパターンをコピーして同じ図面を二枚作ります。
その内の一枚を配線面用のパターンに使用します。
配線面用のパターンでは部品面のパターンは不要ですので削除します。


もう一枚の図面を部品面用のパターンに使用します。
配線面用のパターンは不要ですので削除します。
ここで注意しなければいけないのは、部品面のパターンは左右を逆にする必要があるということです。
Visioを使用している場合にはパターン図全体をグループ化してから左右を反転させます。そうするとパターン全体が反転します。
グループ化しないと、線、円などの個々の絵が反転するだけで、全体は反転しません。

線と円のパターンだけであればわざわざ反転させなくてもOHPシートにプリントした後、マスクを焼き付けるときに裏返せばよいのですが、文字を書いた場合には文字も逆になってしまいますので、左右反転の作業が必要になります。


反転する前でも後でもよいのですが、描いた線などを全て黒色にします。

部品面パターン


以上で部品面用と配線面用のパターン図ができあがります。